この道の先はまだまだ見えず

激重感情や感想を吐きだす用

10年以上嵐ファンしてきた人がアイナナのREUNIONに行ったらめちゃくちゃ苦しい

 

はてなブログでは初めてになりますこんばんは、小梨です。

言いたいことは表題の通りです。

 

・二次元アイドル(アイナナ)と三次元アイドル(嵐)の混合

REUNIONの軽めのネタバレ

・アイナナ4部最新話までのバレ

 

が含まれますので苦手な方はご自衛くださいませ。

 

 

*前提

私は10年ちょっと嵐ファンをしているオタクです。

嵐を初めて認識したのは「拝啓、父上様」、初めて買ったCDはDream A live、初めて行ったコンサートは5×10、櫻井の翔ちゃん推しというわりとよく見るタイプの嵐オタです。

アイナナは配信2か月後くらいから初めて、ずっとミツ推しでした。

 

そんな私が去年のナナライに行ったときの感想がこちら。

 『10年嵐ファンしてきた人がアイナナのRTIに行った』

https://privatter.net/p/3593564 

 

 

1年経って読み返すと去年といろんな状況が変わっていて、去年の私が言っていたように本当に嵐にも区切りが来てしまうことになったんだなぁと思って少し泣いた。(精神激弱)

 

去年もナナライ後、アイドルについてむちゃくちゃ哲学してたみたいですけど今年も哲学しに来ました。ナナライは聖書なのか???

 

ナナライは本当に最高で詳しいことは2日目が終わってからまとめようと思うんですけど、

私が今回なにをそんなに苦しんでいるかと言うと「推しが変わりそう」ということについてです。

……ZOOLくんたち、やばくなかったですか。

 

 

*本題

 

結論から言うと「どうしよう、亥清悠が推しになった。でも私にはミツがいる」ということで悩んでいます。

これ読んでえ? 二人とも推せば良くない?と思った方。

 

大正解~!!!

私も今打ってて「2人とも推せば良くない?」と思ったしどう考えてもそれが最適解である……でもやっぱりちょっと苦しいから暇な人は私のぐるぐるした感情を聞いていってくれ……。

 

私は10年ちょい嵐ファンをやっていて、そのあいだずっと櫻井翔を推しているのだが、櫻井翔よりもかっこいい男はいねぇと思って櫻井翔を推しているわけだ。

それはアイナナでも同じで、アイナナの初期から私はずっと三月推しで、三月よりも最高なアイドルになれる子はいねぇと思いながら推してきたわけだ。

 

そこにねぇ……なんかZOOLくんたちという……なんかすごい子たちが来たんですよ……。

 

 

 

 

私は割と感情的なオタクで、推しにすごくすごく心を寄せるタイプのオタクだ。

フォロワっさんに言われてそれだわ~と思った言葉が「推しの敵は敵」。私の推しを害するものは私の敵なのです。現実世界であっても、それがストーリー中の出来事であっても。

 

なのでこれまで正直、ツクモは敵だしZOOLに興味もなかった。アンチまではいかないけれども「あ~ZOOLくんね。そうね」くらいの感覚。

 

それが変わり始めたのが、4部が始まりだしたころだった。

 

 

 

 

ZOOLくんたちってさ……嵐じゃない?

 

 

 

 

4部でZOOLくんたちがいろいろなことに気付き始めて、本音を話しはじめて、

4人が4人できちんとステージに立つ頃には、私はすっかりZOOLくんたちに心を奪われていた。

 

そうして改めてZOOLくんたちを思い返してみると、彼らが不意に嵐と重なって見えた。

 

この熱狂がどうせ長くは続かないと思っていたZOOLと。

結成当時、5人中3人がジャニーズを辞めたいと思っていた嵐が。

 

嵐がHere We Goのコンサートツアー中、毎晩ホテルの部屋で今後の嵐について話し合ったように。

ZOOLくんも今、異国の地での遠征中に自分たちのことについて語り合っている。

 

そう思ったとき、私は強く強く思った。

――10年、20年と年月を積み重ねたZOOLくんたちが見たい、と。

 

私は永遠を信じていない。

嵐だって区切りをつけるのだ。嵐のこの区切りのつけ方は、たくさんいるアイドルの終わり方の中でかなり恵まれた部類に入ると思うし、復活しそうな雰囲気も醸し出しているけれど、一度休止して復活した後の嵐が、今の嵐と完璧に同じであることはありえない。

続いてきた嵐は、どうやったって1年半後に一度終わるのだ。

 

そしてアイドリッシュセブンという作品はきっと、アイドルの終わりから目を逸らすことをしない。

 

私はアイドリッシュセブンを見るとき、心のどこかで「いつか終わるもの」として捉えていた。

アイドルとして、誰かの記憶の中で永遠にはなれるのかもしれないけれど。

生身の彼らと、生身のパフォーマンスは決して永遠ではない。

 

そう、割り切っていたはずなのに。私は願ってしまった。

線香花火のようなあり方をしていたZOOLくんたちが、この先何年も何年も続くことを。

 

そう願っていた時点でもうかなりやばかったんですけど、REUNIONで完全にもうダメでしたね……。

ちなみにZOOLの中での推しは亥清悠です……。

前々回更新かな? 「ここがオレの墓場だってんならそれでいい。おまえら、全員道連れだ」という台詞で心臓を鷲掴まれました……。

なにこの命かけてる感じの苛烈さとZOOLくんたちの一蓮托生感……こういうのに私は弱いのである……知ってた……。

 

 

 

これだけならまだアイナナもZOOLくんも両方推せばいいやーんって感じだったんですけど、

ちょっともう、ZOOLくんたちのパフォーマンスが本当に良くて……。

 

今日のライブで、アンコール中から私ペンラの電池が切れてペンラ2本装備→1本装備に変わったんですね。

ZOOLくんとアイナナが共存しているその場で、

私、気づいたらいすみんの色にしたペンラを振ってた……。

ごく自然にそうしている自分がいて、たぶん自分が一番びっくりした。

びっくりしながら、私は戸惑っていた。

え、私、推し変なんて生まれて初めてなんだけど……。

 

文章を書きながら冷静になってみると、推しが増えて罪悪感と苦しさを感じているのは、

アイナナちゃんよりもZOOLくんに対する感情のほうが重いから、のような気がしてきた。

だけどその重さは、ZOOLくんのほうに私が10年以上心を砕いてきたものが乗っかっているのもだいぶあって、

10年以上推してるものが絡むんだから、そりゃあ何を差し置いても激重感情になるわな……。

ZOOLくんたちがちょっと、下駄をはいてるではないけど、別要因のせいで激重感情が上乗せされてるからもやもやするのかもな。

 

うーん、でもそれでも私は10周年、20周年を迎えたZOOLが見たい。

 

「眩しくて 抱きしめて 噛みしめて ここにいるから

 駆け抜けて 近づいて 追い越して まだいけるから」

「置き忘れた時間に抗う

 儚く 瞬く 必ず また舞うLife」(movin on/嵐)

って歌って欲しい。

 

「ホンモノだけに許されるSurvive

(Superheroなんかじゃない だけどI`ll be very nice)」

「さらなる自分を 求め続けていく It`s destiny」(Green Light/嵐)

って歌って欲しい。

 

「暗闇から光 “”僕らが拓いていく時代“

なんてあの頃はいきがり

いま、夢のさきの未来

後ろなんて見ない ただそう前だけしか見ない

目の前は誰もいない その未来自分次第」

「輝きだす未完成の『I』」(「未完」/嵐)

って歌って欲しい。

 

REUNIONのアンコールでさぁ、4人できゅっと固まっているZOOLくんたちが、

いつも5人できゅっと固まっている嵐と重なって見えたんだ。

 

ずっと爪を研いで周りに牙をむいて、

でもその爪の隠し方を知らずに周りを威嚇するしかなかったZOOLくんたちが、

「研いだ爪隠し牙を向く」のを覚えてアイドルとしてずっと続いていく姿を、私は見てみたいんだ。

 

 

どうしよう、書けば書くほどZOOLくんへの好きが募っていく……。

明日、幸いにももう一度ナナライに参戦できるので、

今度は精一杯嵐を切り離してZOOLくんたち本人を見て、亥清悠本人を見てみることにする。

 

それでも本当にいすみんから目が離せないんだったら、

もう観念したほうがいいのかもしれないなぁ……。